平均余命とは、ある年齢の人があと何年生きられるかという期待値のことで、厚生労働省の簡易生命表で知ることができます。
0歳児の平均余命のことを平均寿命としています。令和3年の簡易生命表によると、男性の平均寿命は81.74歳、女性は87.57歳です。
上のように、年齢が上がるとともに平均余命も長くなるため、結果として平均寿命を超えることが多くなります。
(80歳男性の平均余命は9.22歳のため、89.22歳まで生きる可能性があり、平均寿命の81.47歳より7歳以上も長生きすることになります)。
資産形成では平均寿命ではなく、その時の平均余命を意識して積立、取崩を行うことが重要と考えます。