資産運用・資産形成、保険、相続など「お金」に関する相談はワンステップフォワードへ!
香川県高松市太田下町2343番地5
  1. ブログ
  2. 貯蓄下手な人
 

貯蓄下手な人

貯蓄下手な人
「稼いでいるのに全然お金が貯まらない…」、誰もが思うことです。

1958年、英国の歴史学者・政治学者のシリル・ノースコート・パーキンソン氏が提唱した「パーキンソンの法則」の第2法則では、「人は支出の額は収入の額に達するまで膨張する」と説いています。
要は「あるだけ使ってしまう」ということ。お金だけでなく、エネルギーなどに資源にも当てはまるでしょう。

では、貯蓄を上手にする方法はあるのでしょうか?
方法とは言えませんが、貯蓄が下手な人に見られがちな行動・考えはあります。


1.自分の収支が把握できていない。
現状がわからなければ、改善すべき点がわかりません。
毎月の収支と支出のバランスが取れているかがわからない人は、「何にお金を使ったか」も把握できていない傾向にあります。
結局、お金の貯まりにくい環境を自ら作り出していることになってしまいます。

まず、お金の見える化が大切です。
最近では、スマホで簡単に管理できる家計簿アプリやレシート管理アプリなど便利なツールがあります。
それらを活用して、自身の収支を把握することが大切です。


2.お金の置き場所が一つ。
置き場所が一つの方が残高の管理しやすいと言えます。
しかし、様々な用途のお金が混在するため、勝手に用途別のお金が融通しあうため把握や管理が難しいとも言えます。
小さい頃、使う予定のあるお金や貯めているお金を異なった封筒に入れていたことはありませんか?

大人になってもこれをやりましょう。
封筒ではなく、口座を複数作り用途毎に活用します。例えば、「生活費用口座」と「貯蓄用口座」のように。


3.お金を貯めるゴールが決まっていない。
資産形成も同様ですが、ゴールが決まってなければお金は貯まりません。
マラソンでも42.195㎞先のゴールが決まっていなければ、延々と走り続けることができません。
当然、優先順位も低くなってしまいます。

ゴールは「いつまでにいくら貯める」ということです。
ゴールが決まれば、それに対する戦術や戦略が決まります。


4.先に貯蓄をしていない。
多くの人は、毎月の残ったお金を貯蓄しようと考えています。つまり、「収入ー支出=貯蓄」です。
これを「収入ー貯蓄=支出」にすることで、思ったよりも簡単に貯蓄ができます。
この式をシステム化することが大切です。システムに強制力を持たせるともっと簡単になるでしょう。

3.のゴールで触れましたが、「ゴールが決まれば、戦術や戦略が決まります」。
強制の貯蓄先を自動積立定期預金にするか、イデコにするか、つみたてNISAにするかなどです。貯蓄性の高い保険もあり得ます。


まずは現状を把握することがスタートです。そこからコツコツと始めることが大切です。
お金を貯める事と健康を維持する事は一緒です。