岸田首相が掲げる「資産所得倍増プラン」の目玉と位置付けられているNISAの拡充ですが、金融庁案が出たようです。
現在、一般NISAの上限は年額120万円、つみたてNISAは年額40万円となっています。
これを、一般NISAが年額240万円、つみたてNISAは年額60万円をそれぞれ上限とする案のようです。
また、つみたてNISAに関しては20年の期間を恒久化する案も出ているようです。
現在の40年間では2023年以降にスタートする人は投資期間が上限の20年より短くなってしまうことにも対応するための考えも含んでいます。
上図のように、NISAの口座数は年々増加しています。
上記は改正案で決定事項ではありませんが、より利用しやすいような制度設計・法改正が望まれます。