初めまして!!
ワンステップフォワード代表、山口雅史(ぐっぴぃ)です。
昨年は株価も比較的好調でした。そのため、年初はアナリストなどの予想は楽観的なものが多く見られました。
しかし、ここ数日の動きを見ると過度な楽観はできないようです。事実、米市場では昨年末に比べて約1割下落しています。
つい3週間前の話になりますが、だれが想像したでしょう?
第1回のテーマは「アドバイザーは必要?」です。
上図は2004年以降のMSCI-WORLD(世界株式指数)の推移になります。〇はリーマン・ショックです。
この時、株式を含めた主だった資産は6割減となりました。この時「これ以上、損には耐えられない!」と損切りした人は多かったと思われます。
でも、損切りせずに現状を維持していたら、2021年末には資産が倍になっていました。
結果論になりますが…。
米国のデータになりますが、「リーマンショック時にどのような行動をとったか?」という調査の結果になります。
アドバイザーなしの場合、全部売却した人は50%、変更せず(現状維持)は20%。
他方、アドバイザーありでは変更せず(現状維持)が75%。逆に、このタイミングで追加投資した人の割合も20%にもなります。
人は機械ではありません。
恐怖を感じた時にそれを回避しようと行動するのは当然です、本能ですから。
でも、それは行動経済学でいう「ヒューリスティック=理論的ではない本能的な行動(間違った行動)」になってしまうことが多く見られます。
では、どうすれば良いか?
客観的に状況を判断でき、信頼できる相棒(アドバイザー・キャディー)を見つけることです。
・・・次回に続く・・・