企業が資金を調達するために発行する証券(紙切れ)。
出世払いでお金を貸した(出資)ことの証明書のイメージです。
企業が工場や店舗など造る設備投資や、業務拡大、新しい商品や技術を造るための研究開発資金にはまとまった資金が必要になります。
このような資金を集めるために、銀行などからお金を借りるのではなく、お金を貸してくれる人や企業を直接募って(出資者:株主)、株式を発行します。
以前は実際に証券として金庫など手元で保管することもできましたが、現在は電子化されているため株券そのものが存在しないことが多い。
この株券の売買が株式取引で、証券取引所で行われています。また、証券取引所で売買できるようになることを上場といいます。
事業が成功すれば株価が上がり、元金(出資金)以上となることもあります。また、企業が利益をあげれば利息を配当という形で受け取ることもできるし、株主として企業の経営に意見すること(議決権)もできます。